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法をかざして問題を避ける

 

 

ネット上で明らかな権利侵害があったときは一応サーバに連絡する。

著作権で言えば画像や文が同じなど、第三者が見ても簡単に判断できるものです。

しかし、いつも決まって「法律がぁ…」と言われ、いまだかつてコンテンツが削除にまで至った対応がない。

ええ、知ってます。でも一応してるんです。

こいつ、面倒なことしてるなって突っ込みありがとうございます。

なぜいちいち連絡するか? 各社禁止事項へ「弊社が不適当と判断した場合」という条項が軒並みきちんと入っているんですよ。

これはサーバやプロバイダが証拠や申請が無かったとしても主観で利用停止できるということです。

でも止められた利用者からアレコレ言われて面倒になるので、結局は権利を持った本人から申請がない限り、コンテンツ削除はしない。

「じゃぁ、あんたは?」というと、私が管理しているSNSサイトでは権利侵害において正直に「第三者による申請は受けられない」としています。

もちろん、SNSサイト主観で公共に不利益な記事は消せるという条項も入っておりますので、削除しようとすればできます。

幸い近々、プロバイダ責任制限法の改正があり、遅くても総務省該当ページにより、公布日の令和3年4月28日から「公布の日から起算して一年六月を超えない範囲内において政令で定める日」の今年令和4年の10月中には施行されることになっています。

司法手続きが簡易化し、現状よりほんの少し被害者に寄った法律になります。

 

通信事業者が主観で判断して、疑いがあるだけで速停止してもおとがめがないような、もっともっと安全安心なネット社会になってほしいですね。

ネット関連の権利主張はまだまだ加害者有利な世界な気がします。

ただし、違法サイトを公開してバズらせてやろうのような、制裁に見せかけた人気取りは好かないです。

 

悪質サイトはひっそりと人目に触れず消えてほしいし、私はこそっと対応いたします。

 

 

2022/3/29

 

 

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