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NSDで簡易キャッシュサーバを構築

 

 

前回MyDNS.JP様の話で思い出したネタです。

 

本来NSDはキャッシュサーバの機能はありません。

(注:NSDはゾーン転送をつかったスレーブサーバにすることはできます。)

でもキャッシュの役目を果たす部分のプログラムがあればいいだけの話なので、勘の良い方はもう「あれか」とうなずいていることでしょう。

ここの日記を見たら構築できると思った方には残念ですが、ハウツーではなくこうしたらいけるよって話です。

こんなとこ読んでるあなたは設定なんてできると思いますしね。

 

そう、コンテンツサーバに問い合わせた内容をzoneファイルに書き込むプログラムと、nsd-control reloadをcronで定期実行したら完成。

私がmydns様をまねてダイナミックDNSをしようとしたときに考えた方法で、問い合わせ先がユーザ設定ファイルかコンテンツサーバかの違いでキャッシュサーバとしても使えます。

おとなしくキャッシュサーバにはUnboundなどを使った方が早いといえばそれだけですけどね!

オープンリゾルバには絶対ならないセカンダリとして安心でしょ?

 

ついでに言葉の定義を少し。

プライマリサーバ=マスターサーバ、セカンダリサーバ=スレーブサーバなど一般的に言われていますね。

ただ、細かく言うと、プライマリ・セカンダリはドメイン側からみた順番の意味合いが強いと認識しています。

そして、マスター・スレーブはサーバ側の機能や役割の違いです。

マスターサーバをA,B二つ作って、プライマリとセカンダリに割り振ってもかまいませんし、このときA,Bどちらがプライマリでも問題ありません。

基本的にスレーブはマスターと仲良しですが、キャッシュとコンテンツは必ずしも仲良しではありません。スレーブは公認、キャッシュは非公認のイメージです。

Web検索で調べると人それぞれ内容にもよってチョイスした単語が違うのでややこしいですね。

この定義は超個人的なのであくまでも参考にしてください。

 

思いついたらやってみよう!のコーナーでした。

 

再帰的にやってくる花粉がつらい…

 

 

2022/2/4

 

 

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